2012年3月28日水曜日

将棋について 「将棋をさす」の漢字 囲碁では棋士といいますが将棋では? 囲碁は、...

将棋について 「将棋をさす」の漢字 囲碁では棋士といいますが将棋では? 囲碁は、少なく若干弱いけど女性のプロがいます。なぜ、将棋は、いないんですか?なぜ囲碁以上の男女格差がでるのですか?


|||



他の方も解答していらっしゃるので補足しながら



1

「指す」です



2

こちらも「棋士」と呼びます



3

囲碁と将棋の同段位の取得はほぼ同じくらいの難易度だと言われています

ここで一つ問題があるのですが、囲碁は初段でプロになれるのですが将棋は四段にならないとプロになれません



つまり囲碁の四段取得クラスの難易度をもってはじめてプロ扱いになるため

どうしてもそこにいくまでに躓くひとがたくさんいます



囲碁の棋士の方々の中で、四段以上の女性の棋士は結構いらっしゃいますが、25歳の間中に四段になられた方というと数は相当減ると思います

特に段位に拘ってみていたわけではありませんが、例えば吉原(旧姓梅沢)五段は四段昇段が26-27歳のときなのでこの場合梅沢さんは将棋の世界ではプロになれなかったということになります

(特例として、奨励会の三段リーグを勝ち続けていれば29歳まで延長できるのですが)



あとは母数の問題もあるのだと思います

今でこそ漫画などのおかげで暗いイメージは消えてきましたが、やはり将棋と言えば男のするものという認識は多かれ少なかれあったのではないでしょうか

現会長の米長さんは「母数が増えれば強い子が必ず出てくる。女性の棋士(女流棋士ではなく女性棋士)は近いうちに必ず誕生する」と動画サイトの配信でおっしゃっていました



私もそうだと思います



現在女流六段の清水市代さんと奨励会一級の加藤桃子さんがリコー女流王座の番勝負を行っています



六段と一級だと思うかもしれませんが、女流の段位はプロ棋士の段位とはまた別のところにあり

奨励会の級位というのはそのままプロの世界の段位に繋がっています



この番勝負は「女流と奨励会員どちらが強いのか」という目でも見られており

なんと奨励会一級の加藤さんが先勝しました



清水さんもこのまま負けることはないでしょうが

このようにプロの世界に繋がる女性が多数出てきています



まとめると

囲碁で25才以内に四段になった女性の数を見ると数の上でそんなに差はない(と思う)

強い女性将棋指しが出てきているのでこれからに期待

といったところでしょうか



|||



指すっていうのは盤面にある駒を動かすとき。

将棋でも持ち駒を打つという表現を使う。

そういう意味では囲碁は全部打つになる。

後は他の人と同じ。


|||



「さす」は「指す」です。駒の移動する先を指し示す、といった意味合いだと思います。なお持駒は「打つ」です。



囲碁は「碁打ち」、将棋は「将棋指し」で、どちらも「棋士」です。



囲碁に比べて将棋をする女性が少なく、プロも男性に比べて弱い理由は、複合的なものでしょう。歴史、社会通念、組織的バックアップなどで囲碁との差が開いたと思います。



なお将棋というゲーム自体が女性に向いていないという意見もありますが、個人的には疑問です。


|||



簡単に回答致しますと

将棋では「指す」と表記します。



将棋指しは囲碁同様「棋士」と呼ばれます。



将棋の女性プロ棋士がいないのは育成機関「奨励会」を卒業できた女性がまだいないから。

0 件のコメント:

コメントを投稿