2012年2月25日土曜日

プロの将棋の棋士は、順位戦に参加している人と、参加していない人がいるのですか...

プロの将棋の棋士は、順位戦に参加している人と、参加していない人がいるのですか?

4段になったら全員参加するんじゃ、ないんですか?

フリークラスとは何ですか?


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>プロの将棋の棋士は、順位戦に参加している人と、参加していない人がいるのですか?

その通りです



>4段になったら全員参加するんじゃ、ないんですか?

大抵はそうなのですが、必ずしもそういわけでもないのです・・・



>フリークラスとは何ですか?

こちらの「フリークラス」のところをご覧ください。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E4%BD%8D%E6%88%A6



大きく分けるとフリークラスの棋士は

(1)C2以上の人が宣言して自ら入る場合

(2)順位戦の成績が悪くC2から陥落する場合

(3)三段リーグで次点2回とった者が本人希望により四段昇段、プロ入りをした場合

があります。



(1)と(2)(3)の違い。

(1)の場合は規定が変更でもされない限り二度と順位戦を指すことができません。引退年齢も自動計算されます。



(2)(3)の場合は他の棋戦で一定以上の好成績をあげるとC2に昇格することが可能です。



(1)のメリットはどんどん降級する醜態をさらさないで済むこと、早朝から深夜までの長丁場の戦いになり体力勝負の順位戦を指さなくていいことと、一旦成績によりC2に陥落した場合、所定の成績を収めてC2復帰をすることは困難でしょうから、その場合と比べて自らフリークラス宣言した方が引退までの年限が若干伸びることが挙げられます(順位戦在籍可能最短年数に15年を加えた年数)。

(2)(3)の場合、一定の成績を収めないと10年で引退を余儀なくされます。(2)のC2から陥落した実力の人の復帰はほぼ100パーセント無理でしょう。(3)の場合、陥落したわけではなく若さがあるので勢いに乗ればC2昇級も十分ありえます。

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