将棋にも女流棋士がいますが、タイトルとか別ですよね。
野球とかに女性が挑戦して、男性並の実力を見せることは不可能だと思いますが、知能ゲームの将棋で、なぜ女性と男性を分けているのですか?
女流のタイトルそのものはいいと思うのですが、女性棋士たちは、男どもがやっているほうの名人戦や竜王戦などのタイトルに挑戦することはできないのですか?
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プロ棋士の養成機関である「奨励会」を勝ちぬけた女性がいないため、今のところ「プロ棋士」の女性はいません。ちなみに、奨励会における女性の最高記録は初段です。
しかしこの現状をそのままにしておくと、いつまでも女性に将棋が広まらないため(女性のプロ棋士が誕生しないのも普及不足が原因でしょう)、「女流棋士」という制度がつくられ、女流タイトルも4つ創設されています。
これが男女で別々のプロ制度が作られた理由です。名人戦と王将戦以外のタイトルは女流棋士でも出場できるようになっていて、女流棋士の、公式戦における対プロ棋士の勝率は.199となっています。
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名人戦に出るには、奨励会を卒業して、正式なプロ棋士(正会員)になる必要があります。
女性も奨励会を卒業して、順位戦を勝ち上がれば名人に挑戦できますが
まだ奨励会を卒業できた女性がいないのが実情です。
竜王戦には女流棋士も挑戦していますよ。予選6組から出場しています。
ただ勝ち上がれないので、挑戦者にはなっていませんが。
竜王戦に関しては、アマチュアでも枠があり、全部勝てばアマチュアでも
プロの竜王のタイトルを取ることができます。
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