将棋で天下を取り損ねた、棋士と言えば誰でしょうか?
現役棋士でなくても構いません。
※理由付きでお願いします。
沢山の意見が聞きたいです!
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村山聖さんです。
残念ながら、若くして病死しました。
「終盤は村山に聞け」
という格言があるくらい、終盤に強かった。
病気でなければ、今頃、複数のタイトルを獲得してたと思います。
永世名人の可能性もあったと思います。
それだけに残念です。
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丸山忠久九段ですかね。2000年に悲願の名人位を奪取。翌年初防衛にも成功し、さあこれから、という所での2002年名人戦第3局。連敗していた丸山さんは絶対に負けられない将棋。でも、ここで勝てればまだシリーズがどっちに転ぶか分からなかったのですが・・・。必勝だった最終盤で、まさかまさかの大頓死。結局、4連敗で名人位を失う。ここで勝利した森内さんは永世名人にまで上り詰めました。もし、あの第3局で丸山さんが勝っていたら・・・と今でも思います。
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なんと言っても第一に指を折るのは大内延介です。現代の青少年は、暴行事件を起こした将棋指し、ぐらいにしか認識していないと思いますが…。
第34期名人戦七番勝負最終局、大内優勢。封じ手の後、大内はなかなか寝付かれない。中原名人の部屋にも灯りがともっている。明日は俺が名人になるんだ…。二日目、大内勝勢。名人の受けは一手しか無い。大内はその後のヨセをすべてを読み切っていた。ところが名人は席を立ったきりなかなか戻って来ない(これも盤外作戦と言える)。やっと指された一手、予想通りだ。しかし大内は全く自分でも考慮してないところに手が行ってしまう。結局これを持将棋に持ち込まれてしまった。大内の肌着は茶色に変色していたそうです。指しなおし局ではなすところなく敗れました(潔い投了でした)。
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二上達也先生
大山時代だったから、と一言で片付けてしまうのが惜しいくらいに時代が敵になってしまった棋士だと思います
歴史にもしもを持ち込むこと自体おかしいのですが
仮に大山先生が居なかったら枡田先生から中原先生に繋がるまでの10年近い間の将棋界は二上先生の天下だったと思っています
山田道美先生
この方にももしもというのは大変に失礼なのかもしれませんが
もしも、仮にあと10年生きていたら確実に将棋界の歴史は変わっていたと思います
「研究会」という考えを定着させたこと、若手でありがなら大山先生に食らいついていたこと
なによりも棋界で孤立していた加藤さんと繋がっていたこと
あらゆる要素が将棋界の歴史に深く関わっています
逝去が心より惜しまれる棋士です
個人的に「まだやれる」と思っているのであげるのは躊躇しましたが
加藤一二三九段
圧倒的な棋才を持ちながら永世称号を一つも手に入れていません
これからの可能性もあるため、「取り損ねた」とは思っていませんが…
大山時代にモロに被っているのが二上さんと同じですが、加藤さんの場合A級在位36年という尋常ならざる記録を持っていながら
永世称号を得られなかったというのが不思議でなりません
大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖とそうそうたる面々と100回以上対局した稀有な棋士です
(これは番勝負であるタイトル戦が異常に多かったことの証左でもあります)
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小池重明さんが真っ先に思い浮かびました。
彼は、アマでありながらA級棋士とも互角に渡り合っていました。
なのでプロテストを例外で受けさせてもらうことになったのですが、素行が悪く、プロテストを取り消されてしまいました。彼がそのままプロになっていれば、きっと天下をとるだろうと、私は思います。
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