将棋のプロ棋士の対局の棋譜、これには著作権はあるのでしょうか。
もしあるのが本来とするなら、今までの定跡本やその他の自戦記(参考図として他の対局から引用されますが)はほとんど出版不可能になりますよね。
また、私は最近棋譜の大量データベースを有するサイトをよく訪れますが、多分日本将棋連盟とはかかわりない個人運営だと思いますので、これはいいんだろうか?と思ってしまいます。
もちろん悪意なく普及を志ている方とは思っていますが。
どうでしょうか?
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断言はできませんが、著作権の対象外だと思います。
単なる「情報」や「計算式等の解法」には権利がありませんので。
棋士の読んだ手が、将棋に勝つための「解法」であり、棋譜の内容そのものは、対局者の指し手を示す情報源と考えられます。
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日本将棋連盟では
「棋譜は創作性のある表現である」とし、許諾を得ない掲載・転載を禁ずる
としているので、棋譜には著作権があります
(万が一、いや、「億が一」それが八百長対局であっても、その棋譜には著作権があります)。
なので、ここでプロの対局の棋譜を書く(たまに見かけます)のも本当ならNGです。
しかし、定跡本や自戦記などで
「棋譜掲載に当たっては日本将棋連盟の承諾を得ております」
と但し書きがあるものを(自分は)見たことがありません。
恐らくは手続きは必要だが、複雑なものではなく(もしかしたら電話かメール一本でOK?)、
使用料もタダorタダ同然の金額なのかもしれません。
参考までに、
囲碁(日本棋院など)…将棋と同じように著作権を主張している。
チェス(FIDE=国際チェス連盟)…著作権を主張していない(「単なる事実の記述」としている)ので、
自由に棋譜を転載できる。日本チェス協会もこれに追随している。
ただし、「棋譜の分析や解説」についてはそれを書いた人の著作物としている。
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著作権もなにも、プロの対局は予め用意された棋譜を使った八百長です。
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