2012年3月11日日曜日

将棋の升田幸三、そんなに凄い棋士だったのですか?

将棋の升田幸三、そんなに凄い棋士だったのですか?


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将棋自体の棋力だけなら、羽生世代と並べて語られる位だが、升田幸三の凄さはそれ以外の所にある。他の方が書いてない所では、日本の敗戦後、アメリカGHQの高官から将棋に難癖を付けられるがやり返す。これがなければ日本にチェスが普及していたかもしれない。名人に香を引いて勝つという前代未聞の記録を打ち立てる。また、政界にも顔が広く、文化人としての顔も持っていた。



時代の背景にも関係しますが、こんな棋士はもう二度と現れないと思います。ご興味あれば、『名人に香車を引いた男』を是非読んでみてください。『升田幸三物語』も良い本なのですが絶版なので、図書館で有れば手に取ってみる事をオススメします。



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彼の構想力、実力は紛れもなく天下一品でしたが、それ以上に当時の将棋人気の大きさがモノを言っていると思いますよ。



今では想像もつきませんが、野球、相撲、将棋が三台国民人気だった時代があったんですよ。

そのころに活躍した豪放磊落な天才。

いえ、その人気を作り上げた天才ですから偉大ですよ。


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当時の大山名人が大魔王だとして、升田九段は時に大魔王を凌ぐこともある魔神に相当、

ただしステータス異常が多く、ベストの能力を出し切れるケースはそれほど多くない、

そんな感じです。


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史上初の三冠王は当時棋戦が少なかっただけで羽生七冠王と同価値。それを大山の若く絶頂期に取った。大山は復活して五冠王を約五年、、、



つまり羽生の七冠当時の絶頂期に羽生を抑えてタイトル独占したのと同じ、、、


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新手一生・升田幸三の凄さはとても語り尽くせません、詳しくはこれで見て下さい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%87%E7%94%B0%E5%B9%B8%E4%B8%89

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