将棋で一番好きなプロ棋士を教えて下さい。
|||
藤井猛九段です。
革命的な新戦法でこれほど将棋界を席巻した男はそうはいません。
写真を撮られれば絵になるし、話も面白い。
エピソードにも事欠かず、真剣勝負で泣かせることもあれば大ポカで観衆をズッコケさせることもある。
そんな愛嬌のある藤井九段が、僕は大好きです。
|||
もう引退されましたが中原誠十六世名人ですね。
実力・実績は言うに及ばず、温厚篤実な人柄・弟子の育成(佐藤秀司七段、小倉久史七段など)・新戦法の開発(相掛かり中原流・横歩取り中原流・中原流急戦矢倉など)・将棋連盟会長経験者・・・など多大な功績を残された大棋士だと感じております。
あと、私が小学生の頃(昭和50年代前半)に中原黄金時代だったというのもありますね。小学生の頃に「中原の将棋定跡」「中原の急戦将棋」など中原先生の棋書で熱心に将棋の勉強をしたことが思い出されます。
|||
佐藤康光九段です。
理由をあげろといわれると難しいのですが、将棋に対する厳しさに関するエピソードを聞くにつけ「ああ、この人は本当に将棋に命を捧げているんだな」と思うからでしょうか。力を込めて勝負手を指し、相手の好手に目を丸くし、苦しさに顔を歪ませ、勝ちが見えると耳たぶを赤らめ、秒読みの中で激しく咳き込み、勝って泣き、負けて泣く、そんな佐藤九段がとても好きです。
|||
井上慶太さんです。
プライベートでお付き合いのある方ならわかると思いますが、もの凄くいい人ですから。
|||
好きな棋士はたくさんですが・・・
やはり、一番となると
渡辺竜王です。
竜王の解説は分かりやすくて好きです。
竜王の人柄のよさにも惹かれます。
|||
里見香奈さんです。「好きな道なら楽しく歩け」という言葉にも感銘を受けました。
|||
渡辺明竜王です。
数年前の竜王戦、羽生名人相手の3連敗後の4連勝には痺れました。
第4局の、打ち歩詰めになるために自玉の詰みが奇跡的に逃れていた(本人は読みの範疇だったのかもしれませんが)一局は今でも私の中では最も印象深いものです。
解説を聞いていても、対局同様に非常に歯切れがよく、気持ちがいいです。
今、羽生さんに対して気後れすることなく、対等の心理状態で戦えるのは、対戦成績が示すように、渡辺竜王ただ一人のような気がします。昨日の名人戦の解説でも、多くの棋士が「やや羽生名人乗り」と言っている中で、竜王がただ一人だけ「ほんの少しだが森内良し」と発言していました。そして実際に森内九段が勝ちました。穿った見方かもしてませんが、このことが羽生さんに対して、勝負においては無駄でしかない気後れ感を持っていないことを象徴しているように思います。
竜王を防衛し続けて、羽生さんの永世7冠を阻止すると共に、早くもう一つタイトルをとって2冠になり、数年後には羽生さんから第一人者の座を奪ってほしいです。
このカテでは、羽生名人のファンの割合が、一般的な将棋ファンの中での羽生ファンの割合に比べてもすごく多いような気がします。将棋界においては特別な人なので当然なのかもしれませんが。私は別に羽生さんがどうこうというのではなく、そろそろ世代交代を見てみたいという気持ちが強いです。
ちなみに女流では、中村桃子さんと鈴木環那さんです。理由は可愛いからです(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿