将棋のプロ棋士に未だ外国人棋士が誕生しないのはなぜ?
囲碁に比べ閉鎖的なんでしょうか?
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将棋は取った駒を使えるので、チェスよりも桁違いに難しいと聞いた事があります。
そこまでしてやりたいと思う外国人がいないんじゃないでしょうか。
碁の方が世界的にはポピュラーですし。
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並みの日本人では勝てない中国人が居て中国国内で日本将棋の大会も頻繁に行われて居るようですから、10年も経たないうちにプロ棋士は誕生するでしょう。何しろ中国には人が多い。
http://shogi-isps.org/kakehashi/cat5832953/index.html
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将棋が閉鎖的かとの質問ですが、
まず日本という国自体、ほとんど同一民族で外国人が少なく閉鎖的といえると思います。
また外国人の棋士が誕生しないのはいくつかの理由があると思います。
①そもそも将棋自体が世界に普及していない。
囲碁はもともと中国、韓国などから伝わったものですから当然多国間でも交流があり外国人棋士が発生する可能性はあります。(世界的に見ると囲碁もほんの一部に限ったことですがなにせ中国の人口だけで世界の6/1いきますので…)
将棋もルーツ自体は大陸からですが(インドから東南アジア?か中国を経て?)伝わってから改良が重ねられ、日本独自の形になっています。いわばガラパゴス化している状態です。
②世界には同じようなゲームがある
これは①のひとつの原因ですが世界には有名なところでチェスや象棋などといったいわば兄弟のようなボードゲームが存在していて、特別将棋を選ぶ理由があまりないことです。また漢字で表記しているのも広めるためにはマイナスです。しかし芸術性という点では外国人からも評価を受けているようですよ。
③外国語の棋書がない。
当たり前ですが日本でチェスの本より将棋の本が多いように外国では上達に必要な本がありません。つまり日本語を勉強して自分で翻訳しないといけないわけです。また将棋の本を外国で出したくても赤字が出ては意味がないので将棋の普及→将棋人口の増加→出版という過程が必要なため外国人棋士が誕生するのはきわめて困難だといえます。しかし現在では英語の翻訳なども行われているようです。
とまあこの3つくらいかな。
確かに世界的には普及していませんが上海や台湾では将棋も盛んに指されているし世界中にいろんな棋士が飛び回って普及を頑張っています。
他にもインターネット対戦ができたり電子書籍ガ見れる時代ですから10年後20年後外国人棋士が誕生する可能性もありますし、
いまの将棋連盟は給料制を維持するためにプロになるために非常に厳しくしていますが、仮にフリーのプロなどを認めれば女性、外国人の棋士がプロになれる可能性は大いにあります。(食ってけるかは別ですが)
囲碁と比べる必要があるのか疑問です。
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ってか、囲碁やチェスは白黒ですが、将棋は漢字ですからねー、この時点で外国人の方には既にハードル高いわけで・・・
プロ棋士以前に外国籍で奨励会に入ってた人は過去一人・・・かな?(ひょっとしたら2人)
>漢字なら中国韓国は問題ないように思いますが・・・
中国には中国象棋(シャンチー)、韓国にはチャンギ(韓国将棋)がありますからねー、それを飛び越えて日本の将棋ってなかなかならないでしょ。あと日本将棋を学ぼうにも、母国語で解説された棋書が果たしてどれほどあるものか・・・
>10年も経たないうちにプロ棋士は誕生するでしょう
10年じゃどうしたって無理ですって。 10年で奨励会に入会できるレベルの人が現れる可能性ならありますが、入会して四段になるまでに平均6~7年はかかるので、20年で出てこれば早いほうでしょう。20年後にプロの将棋界がまだ存在しているか結構怪しいけど。
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